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ユーザーが Digital Worker と会話するたびに、FPT AI EOS Console は会話全体を自動で記録します。分析 タブでは、2 つの粒度で確認できます。
  • 履歴: 会話の一覧です。ユーザーが見たとおりの内容を読み返せます。
  • トレース詳細: ターンごとの内訳です。Digital Worker がどのツールを呼び出したか、Guardrail が介入したか、各ステップにどれだけ時間とトークンを使ったかがわかります。
「なぜこの回答は間違っていたのか」「なぜユーザーは長く待たされたのか」「この会話でトークンをどれだけ使ったのか」「Guardrail は正しく止めたのか」を確かめたいときは、トレース詳細を開きます。

会話履歴を開く

1

Digital Worker を開く

Console の左メニューで Digital Worker の一覧を開き、確認したい Digital Worker (例: Hỏi đáp NQ_57) をクリックします。
2

分析タブを開く

上部の 分析 タブをクリックし、左の列で 履歴 を選びます。
3

会話を選ぶ

表の行をクリックします。右側に 会話の詳細 パネルが開き、ユーザーが見た順にすべてのメッセージが表示されます。
会話履歴

履歴の表の列

検索と絞り込み

  • 検索ボックス: 内容、送信者名、会話 ID、メッセージ ID で検索できます。
  • すべてのチャネル: 特定のチャネルの会話だけを表示します。
  • 全期間: 期間で絞り込みます。

会話の詳細パネルの操作

トレース詳細を開く

会話の詳細パネルで トレース詳細を表示 をクリックします。ページは 3 列で構成されています。 トレース詳細ページ 上部の 履歴に戻る で会話一覧に戻ります。見出しの ID 横にあるコピーアイコンで会話 ID をコピーできます。

ターンの一覧

ターン とは、ユーザーの 1 つのメッセージと、それに答えるために Digital Worker が行った処理全体のことです。ターンをクリックすると、中央の列でそのターンの詳細へ移動します。 各ターンのカードには次の情報があります。
  • ターン番号 とユーザーの質問の冒頭部分
  • レイテンシ: 質問を受け取ってから回答を終えるまでの時間です (例: 27.4s)。
  • そのターンで使った トークン数 です (例: 11万)。
  • スパナのアイコン: ツールを呼び出したターンです。
  • 盾のアイコン: このターンで Guardrail がブロックしました。
  • オレンジの点 と赤いラベル (例: 「入力ガードレールでブロック」): 問題あり のターンです。詳しく確認してください。
ターンの一覧 ターンのカードにカーソルを合わせると、そのターン単体の数値 (開始・終了時刻、レイテンシ、最初のトークンまでの時間、トークンの内訳) を確認できます。 1 ターンの統計

ターンの詳細

各ターンには 2 つのブロックがあります。
  • 入力: ユーザーが送った内容です。どのルールにも違反しなければ ガードレール通過 と表示されます。
  • 出力: そのターンで Digital Worker が生成したすべてのメッセージを順番に表示します。右上に メッセージ数 が表示されます。
Digital Worker のメッセージ (ラベル AGENT) の右側には情報行があります (例: deepseek-v4-flash · 6.0s · 2.2万 トークン · ガードレール通過)。 Digital Worker はツールを呼び出し、結果を読んでから回答するなど、1 ターンの中でモデルを複数回呼び出すことがあります。そのため、1 ターンに複数の AGENT メッセージが表示される場合があります。ターン 横の矢印でターン全体を折りたたんだり開いたりできます。

ツール呼び出しを確認する

メッセージの下にツール呼び出しの行が表示されます。例えば vbpl-knowledge__knowledge_search は、Digital Worker が Connector vbpl-knowledge を通じてナレッジベースを検索したことを示します。行をクリックすると詳細が開きます。 入力と出力は JSON (整形表示) と Raw (元のまま) を切り替えられ、それぞれコピーボタンがあります。 ツール呼び出しの詳細
誤った回答の多くは検索の段階で起きています。まず入力で Digital Worker がどんなクエリで検索したかを確認し、次に出力でナレッジベースが何を返したかを確認します。結果が正しいのに回答が誤っている場合は、Instructions を見直してください。

Guardrail が介入したとき

Guardrail が介入したターンには 問題あり のラベルが付きます。出力の ガードレール・入力チェック の行に結果 (例: 拒否) が表示されます。行をクリックすると次の内容を確認できます。
  • ルール: 発動したルールです (例: __injection__)。
  • スクリーン: チェックの種類です (例: injection。Digital Worker の指示を書き換えようとするプロンプト)。
  • アクション: Guardrail が行った処理です (例: 拒否)。
例: ユーザーが Digital Worker に指示を無視して数値を作るよう求めます。Guardrail はこれを拒否し、メッセージはモデルに届きません。ユーザーには、その下の AGENT メッセージにある安全な返答が表示されます。 Guardrail にブロックされたターン ルールの設定方法は Guardrail をご覧ください。

会話の統計

右の列には会話全体の数値がまとめられています。 会話の統計
数値は 万 (1 万 = 10,000) 単位で表示されます。括弧内の割合は、各項目が合計トークンに占める比率です。

P50 と P99 の見方

すべてのターンを速い順に並べます。
  • P50 は真ん中のターンです。多くのユーザーが体験する待ち時間を表します。
  • P99 は最後尾に近いターンです。最も長い待ち時間を表します。
例: P50 が 15 秒、P99 が 65 秒であれば、通常は 15 秒ほどで回答が届きますが、最も遅いときは 1 分以上かかります。2 つの数値の差が大きいほど、応答速度のばらつきが大きいことを意味します。

統計を Digital Worker の改善に活かす

入力がトークンの大半を占める

Digital Worker はターンごとに会話履歴全体を読み直すため、会話が長くなるほど 1 ターンあたりのコストが増えます。Instructions を短くし、ナレッジベースから返す量を絞ることを検討してください。

キャッシュ読み取りが 0

ターン間で繰り返される内容がすべて通常料金で計算されています。キャッシュに対応した モデル を選ぶと、コストを大きく下げられる場合があります。

P99 が P50 の何倍もある

ターンの一覧で最も遅いターンを開き、時間がモデルの呼び出しとツールのどちらにかかっているかを確認してください。

問題ありのターンが多い

どの Guardrail ルールが発動しているかを確認します。正当な質問までブロックしている場合は、Guardrail でルールの説明と例を調整してください。

作成・編集・削除

履歴とトレース詳細は閲覧専用です。Console が会話を自動で記録するため、この画面で会話を作成、編集、削除することはできません。Digital Worker の回答を変えたい場合は、ビルド タブで設定を変更し、もう一度 Publish してください。
分析タブの パフォーマンス は現在開発中で、近日公開予定です。