一文から始める
マイエージェント の上部に入力欄があります。ほしい Agent を 20 文字以上で説明して 下書きを作成 をクリックします。仕事の中身がはっきりしているほど、下書きは思い描いたものに近づきます。「小売銀行のカスタマーサポート担当。クレジットカードに関する質問に、丁寧な口調で日本語で答える。」どこから始めればよいか迷うときは、近道が 2 つあります。入力欄の下にある 候補(カスタマーサポート、社内照会、営業アドバイザリー)をクリックするか、テンプレートライブラリ を開いて役割やユースケースからテンプレートを選び、そこからアシスタントに続けさせます。
アシスタントの進め方
1
作る前に質問する
アシスタントはいくつか質問を返します。どれも選択肢が用意されているので、選ぶか、自分で書くか、飛ばすかを決めてください。飛ばした項目は無難な既定値が選ばれます。
2
段取りを立ててから設定を書く
何をするつもりかを並べたうえで、Agent のペルソナと作業手順、それに名前と説明を書き起こします。
3
承認を待つ
変更はすべて提案として届き、先に読めます。承認 するか、理由を添えて 却下 するか、承認前に パラメータを編集 できます。
4
Agent は下書きとして残る
作業が終わると、Agent には名前と説明と一通りの Instructions が揃い、下書き に入ります。仕上げはあなたの手で。
アシスタントは Skill にも手を入れます。 繰り返し発生する作業、たとえば定例レポートの要約などが絡む依頼では、Agent に Skill を追加したり、やり方が変わったときに既存の Skill を直したりします。これらも同じ承認の手順を通り、新しい Skill は Agent の Skill セクションに現れます。大きく直したあとは一度のぞいておくとよいでしょう。

あとから Agent を直す
Agent ができたあともアシスタントは消えません。Agent ビルダー の画面では左側にチャットパネルが残ります。変えたいことを伝えて提案を承認する流れは、作成時とまったく同じです。 よくある依頼をいくつか挙げます。- 「回答をもっと短く。数字が何行も並ぶときは表にして。」
- 「クエリを実行する前に、どのデータを見ればよいか聞いて。」
- 「丁寧な口調に変えて、自社のことは『弊社』と呼んで。」
- 「ルールを 1 つ追加。データがないときは正直にそう言う。数字を推測しない。」
アシスタントへの依頼は毎回モデルを呼び出します。小さな質問を何度も投げるより、まとめて 1 回の依頼にしたほうが安く済みます。
手元の資料を添付する
業務手順を入力欄に打ち直す必要はありません。すでにある資料(サポート手順書、価格表、申込書、よくある質問の一覧)を添付して、それをもとに Agent を作ってほしいと伝えてください。アシスタントはファイルを読み、最初の下書きの Instructions に取り込みます。言葉ですべて説明する手間が省けます。 ファイルを添付できる場所は 2 つあり、どちらも同じ 添付を追加 ボタン(プラスのアイコン)を使います。- Agent を作るとき: マイエージェント 上部の入力欄で、下書きを作成 を押す前。
- Agent を直すとき: ビルド 画面の AI で改善 パネル。

1
ファイルを選ぶ
添付を追加 をクリックして、パソコンから資料を選びます。一度に複数選んでも構いません。
2
一緒に送る依頼文を書く
その資料で何をしてほしいかを書きます。たとえば「添付の手順どおりに動くカスタマーサポート Agent を作って」。
3
アップロードの完了を待つ
ファイルごとに、名前と形式とサイズを載せたカードが並びます。間違えて選んだものはカードの x で外せます。
4
依頼を送る
作成時は 下書きを作成、編集時は AI で改善 パネルの送信ボタンをクリックします。
業務の画像を添付する
同じ添付ボタンは資料だけでなく画像も受け付けます。言葉で説明するより見せたほうが早いものに使ってください。- 紙の申込書の写真やスキャン。Agent が同じ項目を同じ順番で聞くようになります。
- 現場が使っている画面のスクリーンショット。Agent が普段どおりの言い回しを使うようになります。
- ホワイトボードに描いた業務フローや工程表の写真。Agent が手順どおりに進めるようになります。
サイズを超えると Console がその場で知らせます。10 件を超えて選んだときは、1 回の依頼で添付できるのは 10 件までだと表示されます。

添付はアシスタントとのやり取りのためのものです。アシスタントはそれを読んで Agent の設定を書きます。提案はこれまでどおり承認の手順を通ります。
承認モード
AI で改善が設定変更を提案したとき、すぐ反映するか、確認を待つかを選べます。設定は ビルド タブの AI で改善パネル、入力欄のすぐ下にある 承認モード のチップにあります。
チップをクリックすると一覧が開きます。⇧ + Tab でも 2 つを切り替えられます。選んだ内容は次回以降も覚えているので、設定は一度で済みます。
どちらのモードでも、変更は下書きの中だけで起きます。公開中の Agent が変わるのは Publish したときだけです。
アシスタントに正しく伝えるコツ
プロンプトの例
あいまいな一文から使えるプロンプトへ
最初の一文でもアシスタントは動けますが、ほとんどすべてを質問し直すことになります。2 つ目はすでに上の表の 5 点を満たしているので、下書きがそのまま使える状態で返ってきます。
よくある 3 つの Agent のプロンプト
社内照会 - 人事「人事規程に答える社内アシスタント。休暇、保険、入社手続きを扱う。添付した人事文書だけをよりどころにし、書かれていないことは正直にそう伝えて人事への問い合わせを勧める。日本語で簡潔に答え、使った文書名と該当箇所を必ず示す。」受信トレイの仕分け - 業務
「毎朝 Outlook の受信トレイを処理する Agent。未読メールを読み、仕事 / 私用 / 迷惑 / 緊急 に分け、各グループを 3 行で要約し、どれに先に返信すべきかを示す。緊急のものは返信案を作るが、送信は絶対にしない。私とのやり取りは日本語、メール本文は差出人の言語で書く。」データ分析 - 営業
「営業チーム向けの売上分析アシスタント。月次の売上 Excel を受け取り、売上合計、売れ筋上位 5 商品、前月より落ちた地域とその下落率を返す。金額を整えた表で示す。依頼しない限り予測や提案はしない。必要な列が足りないファイルは、推測せずにその旨を知らせる。」